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試作失敗から6年後、追い込まれて出来た絶縁パーツ物語1

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試作失敗から6年後、追い込まれて出来た絶縁パーツ物語1

試作失敗から6年後、追い込まれて出来た絶縁パーツ物語1

2024/03/09

自店のパワーストーン石蔵の壁内部は、軽量鉄骨のために棚柱をねじ止めして電気を通すと鉄骨に電気が漏れてしまいます。

そこで棚柱を付ける位置に幅3cmの木板(絶縁物)を留めて、そこに棚柱をねじ止して電気が漏れるのを阻止しました。

 

しかし、棚柱より太い木板は見た目が悪いため、棚柱と同じ幅のアクリル板を絶縁板として考えましたが、長さ1820mm、厚み5mmの樹脂板は、夏と冬では長さが変り、ネジ位置が合わない問題出てきました。

 

自分でも樹脂ネジを使う方法や、ネジ穴を絶縁する方法を考えましたが耐久性がなく、各先生方に相談しましたが6年かかっても解決しませんでした。

 

そんな中、自店の全面改装が決まりました。

そこで工務店さんと相談して現在の壁面に木板(胴縁)を貼り、その新たな壁を作りました。それなら木板は見えないし、軽量鉄骨から離す事ができます。

 

改装オープン2日前に壁が完成、壁紙が貼られたので夜から棚を取付、配線しました。そして完成した深夜1時頃に電気を流しました。

しかし何と「置くピカ」が点灯しません。

 

一瞬、頭がパニックになります。

改装前と、改装後の違いは木板を壁内に入れただけで絶縁構造は同じです。

先ず疑ったのが棚柱を固定したネジが長くて軽量鉄骨に刺さっていないかです。即、一本一本抜いて確認しましたがどこも問題ありません。

 

しかしACアダプターの電圧を測ると低い。不良かと思いを交換しましたが結果は同じでした。

 

『早く原因を突き止めないと、朝にはスタッフ総出で石の陳列を行います。』と、超パニックのまま時間だけが過ぎて行きました。

そのうちに接続した配線コードが熱くなって来ました。

次回に続きます。

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